作品例
リキテックスを使って描いた、作品を紹介。

リキテックス スプレー Liquitex Spray
上記作品を太陽光で透過して撮影
- 阿部 風華 Abe Fuka
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学内での展示活動も含めると計36回の展示、販売、イベント活動を行ってきた。
個人ブランド「華」も立ち上げた。
作家サイト ブランド「華」サイト
コメント
もともとリキテックスの絵具を使っていたので、リキテックス スプレーの発売を知った時はビックリしました。
基本的には絵具と併用していますが、絵具だけで描くより早いし、独特のテクスチュアがあって、作品の幅が広がりました。
主に透明な支持体やキラキラした支持体に描いているのですが、時間が経つにつれて、光の加減で色が浮かび上がってくるのが良い感じです。
(今年になって新色が出たことで)透明色が増えたのもうれしいですね。
普通のスプレーは透明色が少ないのだけれど、リキテックス スプレーは不透明色も透明っぽくなるし、粒子が細かいのが気に入っています。
またラッカーと違って匂いが少ないところも、ポイント高いですね。
換気さえしっかりしていれば屋内でも安心して使えます。
スプレーは詰まりやすいと言われますが、こまめにノズルを洗うようにしているので、特に気になりません。
ノズルはもっと細かい所やラインなど描けるものがあると、表現の幅がさらに広がって良いでしょうね。
作品について
主に使用しているのはリキテックス スプレーですが、側面や微調整に少々、透明色のリキテックスカラーを用いています。
透明の塩ビ板を何層かにしていて、部分的にヤスリがけをしたり、マットジェルメディウムや透明接着剤を使用しているので、画面上は部分的にスモークがかったようになり、気泡が奥に見えるようになっています。
リキテックス マーカー Liquitex Marker
- あずみ虫 Azumimushi
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1975年神奈川県生まれ。
イラストレーター。
安西水丸氏に師事。
アルミ板をカッティングする技法で雑誌、書籍、絵本、広告などで活動中。
主な仕事に、絵本「ぴたっ!」「いもむしってね・・・」(福音館書店)、アクアレーベル・Webアニメーション(資生堂)など。
HBギャラリーコンペ鈴木成一賞、TIS公募大賞、講談社出版文化賞さしえ賞受賞。
神戸芸術工科大学・非常勤講師。
TIS会員。
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コメント
リキテックス マーカーのワイドで描いてみて、まず感じたのは色の美しさです。
リキテックスのアクリル絵具のような、鮮やかさと深みに驚きました。
マーカーと絵具の中間のような塗りムラができるのも、とても面白く感じました。
耐水性なので色を重ねて描くことが可能で、下の色が良い具合に透けて出るのが嬉しかったです。
ニブが四角い形状なので、角度によって細い線と太い線を描き分けられるのもありがたいです。
ニブを押しすぎて液だれしてしまうなど、使い方に最初は少し戸惑いましたが、その分、均一になりすぎない面白い線も引けて楽しかったです。
マーカーでありながら、絵具のような本格的な画材と思いました。
リキテックス マーカー Liquitex Marker
- さかたしげゆき Sakatashigeyuki
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1973年生まれ。京都造形芸術大学情報デザインコース卒業。
デザイナーを経て97年よりフリーイラストレーターに。
現在TIS会員。
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コメント
今回は青鉛筆でアウトラインを描き、リキテックス マーカーで色をつけてみました。 色を塗ってみると、普通のマーカーやペンのようにインクが紙にしみ込んでいく。 が、乾くと質感が絵具のリキテックスのような感じに。不思議な感覚です。 細いリキテックス マーカーでコツコツ色面を埋めていくと、ちょっといい感じのムラが出たので、あえてその感じも残してみました。 違う色で重ね塗りしてみても、下地色の影響を受けて面白いかと思います。